アトピーと汗の関係
アトピー性皮膚炎は、小さい頃からから症状がはじまる皮膚炎で、成人するまで長い間続きます。
症状としては、かゆみのある湿疹がほとんどで、喘息や鼻炎、結膜炎などのアレルギー性疾患を伴うことが多く、とびひなどの感染症もみられることがあります。
アトピー性皮膚炎に悩んでいる人は、日本国内だけでなく世界でも増加しており、小さい子供達だけでなく、成人してから発症する人もいます。
アトピーの症状は個人個人で大きく異なるため、それぞれに対応した治療が行われていますが、根気強い治療を必要とします。
発症の原因は、体質や環境が影響していると考えられていますが、残念ながら具体的には解明されていません。
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ただ、アトピー性皮膚炎は汗をよくかく夏場に悪化することが多いため、汗に何らかの関係があると考えられています。
アトピー性皮膚炎は、一見皮膚が乾いているので、汗をあまりかかにように思いがちですが、雑菌やほこりなどのせいで非常にあせもになりやすく、とびひになったりしてよけいに症状を悪化させてしまいます。
汗をかいた状態でひんぱんに肌が衣服に接すると、衣服に残っていた洗剤等が溶け出し、肌にかゆみが発症し症状を悪化させます。
また、汗をかいたままにしておくと、雑菌が増殖し症状をより悪化させてしまいます。
できるだけシャワーなどで汗を洗い流し機会を多くし、こまめに汗を拭き取るようにして、肌を清潔に保つようにしましょう。
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