汗疱の治し方
汗疱の症状が出て、病院などの皮膚科を受診すると、できるだけ原因をはっきりさせる為に、いくつかの検査がおこなわれます。
白癬菌症(はくせんきんしょう)といわれる水虫の可能性について検査されたり、金属アレルギーの可能性についても検査されたりします。
専門の皮膚科医でも、見ただけでは汗疱かどうか判断するのがむずかしいためです。
一般的に、汗疱が赤くなって炎症を起こしている時は、ステロイド外用剤を処方されるのが多いです。
ステロイド外用剤は、副腎皮質ホルモンともいわれ炎症や湿疹に使う塗り薬で、炎症を鎮めるのに効き目があります。
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効能の強弱によって、5つの段階のステロイド外用剤があり、汗疱の症状や場所によって処方されます。
しかし、症状が回復しているのに、効能の強いステロイド外用剤を長い間使っていると、皮膚が弱くなる副作用があるので、症状に応じて処方してもらいましょう。
ステロイド外用剤以外に、切り傷や擦り傷などの薬としてよく処方される殺菌や局所麻酔効果のある塗り薬も、症状により効き目があります。
比較的症状が軽い場合は、尿素が含まれた塗り薬や、保湿剤で様子を見ることもあります。
日常においても、手や足の症状のでる皮膚にはできるだけ刺激を与えないことが必要です。
手を洗う際の石鹸やハンドソープなども、刺激の少ないものを使うようにしましょう。
また、入浴などに使う石鹸やボディソープ、シャンプーなどもできるだけ刺激の少ないものを使い、入浴剤にも気をつかいましょう。
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