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多汗症とは

緊張した時などにをかくことを精神性発汗といいますが、その際、日常生活に支障をきたすほど異常に多くの汗をかくことを「多汗症」と言います。

しかし、「汗が何ミリリットル以上出るとき」というような定義はありません。
また、からだに痛みを伴うこともなく、ましてや命に影響を及ぼすこともありません。

とはいうものの、多汗症の人にとっては、詳しい症状が本人にしかわからないので悩みは深刻です。
多汗症の症状としては、人と握手できないほど手に汗をかく、床に足の形がつくほど足の裏に汗をかく、衣服がひどく濡れるほど脇から汗をかく、などさまざまで人によって異常に多く汗をかく箇所が異なります。

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もともとは、単に神経質で緊張しやすい性格のために多く汗をかくと一般的に思われていて、本人の気の持ちようによると考えられた時期もあり、特異な体質によるものだと考えられていました。

その為、本人が悩んでいても、友達や知人になかなか打ち明けにくく、相談すること自体が恥ずかしいことであると思い込んでいる人も、少なくありません。

精神的なストレスから発症するのが一般的ですが、肥満気味の人にも非常に発症しやすく、他の病気の影響で多汗症になることもあります。
人口の1%弱の人が多汗症であるといわれていますが、実際はもう少し多くの人が症状に悩んでいると考えられています。

また、多汗症であっても年齢とともに症状が軽くなる人も多く、高齢になると症状のある人はかなり少なくなります。

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