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多汗症は遺伝する?

多汗症遺伝するかという点に関しては、医学的には詳細がまだ明らかにされていないようです。

ただし、多汗症と関係があるワキガを例にしてみると、両親のうちどちらかがワキガであれば、半数の子供がワキガになるといわれています。
また、両親のどちらもがワキガであれば、ほとんどの子供がワキガになるともいわれています。

そのことから考えると多汗症についても、遺伝となんらかの関係がある可能性は完全には否定できません。
しかし、単純にワキガや多汗症そのものが直接遺伝するというのではなく、なりやすい体質が遺伝すると考えた方が正しいのかもしれません。

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特に多汗症の原因が、緊張しやすいとか不安になりやすいなどの精神的なものによる場合は、同じような性格が遺伝しやすいため、多汗症になることもあるといわれています。

また、交感神経や汗腺の働きなどが、多汗症には多いに関係しているので、それらが遺伝した体質の場合は、影響をうけやすいと考えられます。
ホルモンのバランスがくずれて多汗症になった場合も同じように、ホルモンのバランスが崩れやすい体質が遺伝した為と考えられています。

いずれにしても、両親が多汗症であれば、同じように多汗症になる可能性があるというだけで、子供が必ず多汗症になるというわけではないようです。

ただ、多汗症は普通、12~13歳より大きくなってから症状が出ることが多いようですが、乳児などの小さい頃から症状が出る場合もあり、この場合は、はっきりした原因がわからず遺伝の可能性があるというケースもみられるようです。

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