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多汗症の治療方法-心身療法、自律訓練法

多汗症の治療方法として、心身療法がおこなわれることがあります。
心身療法とは、精神的な面からやわらげようというもので、カウンセリングなどで汗へのコンプレックスを緩和する治療法です。

多汗症の原因が精神的なことによるものという考えにもとづいています。
多汗症のために「汗をかくのはイヤだ」「人前に出るのが恐い」など、ストレスを感じたり、トラウマになったりしている場合などは、心身療法が有効です。
心身療法は、精神的発汗といわれる手などの部分的な多汗症に特に有効な場合が多く見られ、精神を安定させるという根本的な対処法のため、即効性が強くなくても永続的に効果があります。

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また、心身療法のカウンセリングをを受けることで、交感神経などの自律神経の機能を整える自律訓練なども行われています。
手や足の精神性発汗の場合、睡眠中はリラックスしており、副交感神経の働きが活発になっているため、症状があまり出ません。
このように身体をリラックスさせる方法を、自律訓練法により習得し精神性の発汗を抑えます。

心身療法や自律訓練法だけでなく、薬物療法も並行して行うことにより、治療の習得の効果が上がります。
多汗症にコンプレックスを感じている方や、積極的に行動できない方は、心身療法を受診して精神的に楽になることも有効です。
意識するあまりかえって汗をかいたり、消極的になったりする方には、よいリラックス法になります。

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